1.必要なクラブ
2.クラブセット
3.ウッドクラブ(W)
4.アイアンクラブ(I)
5.パター(PT)
6.キャディバッグ
7.グローブ
8.ボール・ティペグ・グリーンフォーク・グリーンマーカー
9.ゴルフシューズ
10.ゴルフキャップ
ボールを打つ道具「クラブ」は大きく分けると3種類あります。遠くに飛ばすためのウッド(W)、正確にグリーンに乗せるときなどに使うアイアン(I)、そしてグリーンでボールを転がすために使うパター(PT)です。ウッド、アイアンとも番号が大きくなるにしたがって飛距離が短くなり、ボールが上がりやすく、正確に飛ぶような構造になっています。
ゴルフコースをプレーするときのクラブの本数は、ゴルフ規則で「14本まで」と定められていますが、最初は12本程度あれば十分です。クラブの組合せとしては、「ウッド 3本・アイアン 8本・パター 1本」が一般的です。
ゴルフショップなどでは、初心者用にウッド、アイアン計11〜13本セットキャディバッグ付きで揃えています。ただし、パターは別売りの場合がほとんどです。 |
ボールを遠くに飛ばすためのクラブで、元々ヘッド部分が木製だったため「ウッド」と呼ばれています。1番ウッド(1W:通称ドライバー)は最も距離が出るクラブで一般的にパー4、パー5の第1打(ティーショット)で使います。[写真左] |
グリーンや旗竿(ピン)に向かって正確に打つためのヘッド部分が金属性(通称アイアン)のクラブ。番号が増えるにしたがって飛距離が短くなり、打つ面の角度が大きくなっているためボールが上がりやすくなると同時に、距離を打ち分けることができる構造になっています。一般的にロングアイアン(2I〜4I)、ミドルアイアン(5I〜7I)、ショートアイアン(9I〜ウェッジ類)と呼ばれています。ウェッジにはピッチングウェッジ(PW、10Iに相当)、寄せるショット(アプローチ)で使うアプローチウェッジ(AW)、主にグリーン近くのバンカーなどで使うサンドウェッジ(SW)があります。 |
目標であるグリーン上の穴(ホール)に転がすショット(パット)に使うクラブ。ボールが上がらず転がるような構造になっており、ヘッドの形状もたくさんあるので自分が好きな形、重さ、長さのパターを選ぶことが望ましいです。 |
クラブやボールを持ち運ぶためのバッグ。ゴルフ場でプレーをするとき、このバッグを持ち運ぶ人をキャディということから「キャディバッグ」といいます。重さは2.5〜4kgくらいですがクラブ、ボールなどを入れると8〜10kgくらいになります。[写真はプレーヤーが担いでプレーするためスタンド付のキャディバッグ] |
手のひらの汗でクラブが滑ったり、マメができないよう保護するために使います。右打ちは左手、左打ちは右手だけはめるのが一般的です。素材は合成皮革や天然皮革などいろいろ。 |
<ボール>
ゴルフ場でプレーするときは自分で用意しなければならない必需品。非常に堅いゴム製で表面のたくさんの窪み(ディンプル)によって空気抵抗を減らし、空中に高く飛ぶ構造になっています。
<ティペグ>
各ホールの第1打のときだけ、ボールを「ティペグ」(通称ティ)に乗せて打つことできます。プレーするときはポケットに数本入れておいてください。
<グリーンフォーク>
打ったボールの勢いでできるグリーン上の落下跡を直すための用具。自分が作った落下跡を修復するのは世界共通のエチケットです。ティペグと一緒にポケットに1個入れておいてください。
<ボールマーカー>
自分のボールが他の人のプレーの邪魔になるときなどに使い、拾い上げるときにボール位置の目印として使う用具です。
練習場やトーナメント観戦ではスポーツシューズでも大丈夫ですが、ゴルフ場では、底部分がしっかりと芝生の保護も考えられているゴルフシューズを用意してプレーしましょう。ゴルフシューズには、セットで専用ケースが付いてくるものもあります。 |
危険防止のための帽子(キャップやバイザーなど)をかぶることをお薦めします。炎天下の夏は必需品です。地域によってはすべてのゴルフ場が、コース内では帽子着用を義務づけています。
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ゴルフ用品界社 http://www.gew.co.jp/index.cgi